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喜びいっぱいの世界

心の話 子育ての話
心の話 子育ての話

 皆さん、こんにちわ。毎年恒例の、親子おぢばがえり旅行に六十名の方が参加して下さり、誠にありがとうございました。当日は天候に恵まれ、おぢばへと出発させていただきました。神殿を廻らせていただき、昼食を詰所で頂きました。その後、天王寺動物園に行き、楽しいひとときを過ごすことができました。鼓笛を始めてから今日まで、こうして、一緒に旅行が出来るたくさんの人たちと出会えたことは、本当にうれしいことであります。これからも、よろしくお願いします。

 

 さて、四月に入り教会の庭にある桜の木が花を咲かせました。今年の我が家には、二人の入学生がいます。新たな学校生活を迎える二人に、どんな友達と出会えるかがとても楽しみです。

 この世は、二つの事柄が一つになっています。学校では、卒業式という終わりと、入学式という始まりがあります。ですので、人は誰しも、一年生を繰り返しながら成長をします。きれいに終われば、始まりもきれいに始まります。終わりは感謝で終わり、始まりは、感謝を忘れずに目標を持って始まる。このように、何事も二つを一つに考えること、また、合わせることはとても大切なことです。

 

 我が家では、二人の新入生がいますので、親としては、うまく学校生活が始まるように、あれもしておいてあげよう、これもしておいてあげようと子供のために準備をしています。そう思うと、私自身も、親から困ることの無いように、いろいろと親心を掛けて貰って、大人になったと思います。

 

 これと同じように、親神様も人間の親ですから、人間をお創りになる時も、人間が困らないように、あれもしておいてあげよう、これも準備しておこうという親心をもってこの世を創り、そして、今も、親心をもって身体の働きから自然の働きまで、ありとあらゆるご守護をして下さっています。そしてまた、我々の心も育てて下さっているのです。つまり、この世は、陽気ぐらしが出来るように、親心いっぱいで親神様が働いて下さっているのです。我々人間は、その親心を感じることが出来れば、この世は喜びいっぱいの世界となるのです。

 

 

 4月という新しい始まりの月に、子ども達と一緒に、感謝と喜びの心が持てるよう、自分の心も成長していこうと思っています。