神様からの宿題

ジョイアスバンド出演の写真

  皆さんこんにちは。いつも、子供たちが楽しく鼓笛の練習に来てくれることをうれしく思っております。子供たちは練習も頑張ってくれていますが、宿題も、時には、友達と遊ぶことが優先になってしまうこともありますが頑張って取り組んでいます。

 

 宿題をしている我が子から、「大人はいいな。宿題がないから」と言われる時があります。自分自身も学校で勉強をして、家に帰ってまた勉強するなんてと思っていましたから、そんな子供の気持ちはよくわかります。

 

 この世の中は、親神様から陽気ぐらしができるように創って頂きました。ですから、私たち人間は、今ある環境の中で、どうしたら陽気ぐらしができるのかを、神様からの宿題として生活しなければなりません。

 

 学校の宿題は、答えを出す勉強ですが、神様からの宿題は、答えは教えていただいています。その答えとは、喜びであり、助け合いであります。もしも、毎日の生活の中で、自分自身が喜べなかったり、人を喜ばすことが出来なかったとしたら、宿題の解き方が間違っていることになります。私たちの人生は、喜びという答えを出しながら生きていくこととも言えます。

 

 喜びという答えを出すのに、相手に求める心では答えは出ません。「あなたが笑顔になってくれたら私も笑顔になれる」と言って永遠と相手が笑顔になってくれるのを待つのでしょうか。

 

 面白おかしいことだけに囲まれている人を陽気な人と呼ぶのでしたら、そんな人はどこにもいません。相手に求める自分の心を乗り越えて、人は陽気にしていると思います。時には、その心を乗り越えられない事態に遭遇したとしたら、その心を救う陽気はどこにあるかを求めなければなりません。

 喜びという答えをだすための神様からの宿題は、学校の宿題よりも難しいことかもしれませんが、喜びを探しながら、お互いに陽気ぐらしを実行していきましょう。