神様が喜ばれるのは親孝行

ジョイアスバンド出演の写真

 

  皆さんこんにちは。秋ですね。我が家では、今年初めて植えたサツマイモを収穫して秋を感じています。鼓笛の子供たちはとても元気で、私自身、楽しみながら練習をしています。

 

 「お母さん、ただいま」と言って学校から帰ってきた子供が、「お手伝いをするよ」と言ったら、どのように答えられますか?「お手伝いはいいから、宿題をしなさいよ」ですか。それとも「ありがとう。それじゃお手伝いをしてくれる」と言いますか。子供の事を思うと、宿題をさせた方がよいのでしょうか。それとも、お手伝いしたい子供の気持ちを大切にしてあげた方がよいのでしょうか。お母さんが忙し時もありますので、その時によって、返事も変わってくると思います。

 

 ずいぶん前に、子供が社会人になったお母さんから「子供が、わずかな給料の中から仕送りをしてくれるようになりましたが、子供も大変ですから断ろうと思います。」とお話がありました。僕は、親孝行である子供さんのすばらしさを褒めて、断らないように進めました。親としては、子供からの仕送りが無くても生活は出来るのですから、断ろうとする親のお気持ちはとても分かります。

 

 天理教で、親への孝行は、神様への孝行であるというお言葉があります。子供は、産まれてから一人前になるまで、親におしめを替えてもらったり、食べさせてもらったり、学問をつけてもらったりなど親からたくさんの恩を頂いて一人前になります。その恩に報いる行動は、神様はお喜びになります。そうなれば、子供たちの運命は良き方向に行くことでしょう。

 

 ですから、親のお手伝いをしたいという子供の心を、大事に育ててもらいたいと思います。