失敗を経験してこそ学びがある

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 4月に入り、新たな年度を迎えましたね。子供たちには、新たな環境で元気にすくすくと育ってもらいたいと思います。

 

 子育てのゴールは、自立ができることだと思います。自立とは、自分で考えて、自分で決めて、自分で行動し、自分で責任がとれることです。自立した大人に育てるには、いったいどうしたらよいのでしょうか。

 以前、ヘルプとサポートの話を聞いたことがあります。ヘルプとは、「あなたにそれをやる能力がないので、私が代わりにやって上げます」そして、サポートとは「あなたにそれをやる能力がある。だからあなたが困ったときだけ手を貸すよ」ということです。

 

 赤ちゃんは、自分では何もできないので、親が全てヘルパーをします。そこから子供の成長に合わせて、少しずつサポートに回ることで、子供が自立していきます。

 

 親は、子供に失敗をさせたくない気持ちから、ついついヘルパーになりがちです。何でも先回りしてやってあげたり、一から十まで行動を指示したりしていると「自分で考え、自分で解決する」経験ができません。子供のうちに、たくさん失敗をして困ったりする経験は全て学びになります。

 ですから、子供たちには、これからもたくさんの失敗を経験して、自立した大人になってもらいたいと願います。