常に良き心の花を咲かせよう

ジョイアスバンド出演の写真

  皆さんこんにちは。1月が過ぎると、早いなあと口癖のように言ってしまいますが、振り返ってみると、1月の末には、本当に雪がたくさん降りました。十年に一度の大雪と聞いて、次の大雪は、還暦を過ぎる頃だろう思いました。そんな大雪の中、ふと庭を見れば、寒さに耐え忍ぶように咲くサザンカの赤い花が、ひときわ目を引きました。冬の厳しさに耐え、尚も花を咲かせる姿を見て、私は勇気を感じました。

 

 私たちは、コロナの影響で人とのつながりが薄くなり、生活が大きく変わりました。また、コロナの後遺症で悩まれる方や経済的なことで心を落とされる方など、とても辛い目に会われている人も少なくありません。そして、今年の5月からは、規制が変わり、いったいどのような生活になるのか不安になります。元の生活に戻れるのでしょうか。

 

 天理教の教祖おやさまは、施しを続けられ、明日の食べる物が無くなるくらいの貧しい生活をされました。その中、家族の者たちに「水を飲めば水の味がする。神様は、結構に御守護下されている」と励まされました。これは今の私たちに、どんなに苦しい中でも、神様は見ていて下され、御守護下されているので感謝しましょうと喜びの見つけ方を教えられているわけです。

 

 これから先、不安に感じることもがあっても、寒い冬の中で花を咲かせるサザンカのように、喜びを見つけ、人のことを思い合える、心の花を咲かせたいものですね。