人のために願おう

ジョイアスバンド出演の写真

  皆さんこんにちは。七月に入り、今年も早、半分が過ぎ、そして、本格的な夏がやってきました。皆さん、熱中症には気をつけてお過ごし下さい。今月もよろしくお願いします。

 

 七月は文月と言われます。これの語源は、七夕の短冊であるそうです。今の私たちは、パソコンを使いますので、手書きをすることが少なくなりました。さすがに、願い事を書く時は、手書きでありたいものです。さて、今年も子供たちは、短冊にどんな願い事を書くのでしょうか。

 

 人間の願い事には、厄除け、交通安全、商売繁盛、安産祈願、家庭円満、合格祈願に就職祈願など様々あります。つまり、それだけ人間の力や努力だけでは、うまくはいかないと言うことではないでしょうか。

 私はある時、ある神様に手を合わしているご高齢のご婦人に出会いました。その方に私は、「何をお願いされているのですか」と尋ねました。すると、「子供の仕事がうまくいきますようにと、孫が希望校に受かりますように」と返事が返ってきました。そして、「この年になると、子や孫のことが心配になりますが、出来ることと言えば手を合わせるくらいです」と言われました。

 私は、その言葉を聞いた時に、自分も親に同じようなことをしてもらっているのではと感じたことがありました。今の自分があるのも、親が陰で手を合わしてくれているお陰かもしれないと思ったのです。皆さんは、どのように思いますか。

 

 さて、今年の七夕は、自分自身が誰かに願ってもらっていることを思いながら、願い事をされてはいかがでしょうか。